20歳のチャイナ娘の開き直り…

【メルマガ「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」通巻第6066号

令和元年(2019)5月4日(土) ▲成績水増し、成績表の偽造なんてお茶の子さいさい

http://melma.com/backnumber_45206_6814873/

 より】

 裏口不法入学の典型例としてメディアが報じたのは中国山東省の有名漢方薬企業経営の趙涛発の娘、趙雨思(音訳)。600万ドルを大学へ寄付し、50万ドルを斡旋した男(自称「教育コンサルタント」)ウィリアム・シンガーに支払ったと報じられたケースだ。

 趙涛発は「中国のフォーブス」と言われる『胡潤百富』の82位にランクされ、一家の財産は320億人民元(邦貨換算5400億円前後)を誇るという。華字紙は、趙が習近平と握手している写真も配信している。

 彼は香港にも販売店をもっており、香港子会社を通じて資金洗浄ができるから、裏口工作のドル資金などいとも簡単に調達できる。およそ50名の中国人が、同様手口で米国の著名な大学へ入学していると米国メディアは伝えている。 

 一夜明けて、全米でもっとも有名になって、実名が報じられた趙涛発の娘、趙雨思、この中国人女性は20歳、しかし反応が凄い。

 「裏口入学? 冗談じゃないわ、猛勉強でスタンフォード大学に合格できたのよ」と開き直った。

 やっぱり日本人との鮮明な違いがここで浮かんでくる。日本人なら恥ずかしくて逃げ隠れするだろうし、学校は自発的に退学するだろう。開き直る度胸、たいしたものである…


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